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06/01/31-23:35

SkyPerfecTV!ガイド 2006年2月号[女性が楽しむ「ガンダム」 富野由悠季インタビュー]:シャア専用ブログ

■SkyPerfecTV!ガイド 2006年2月号[女性が楽しむ「ガンダム」 富野由悠季インタビュー]
[ガンダム物語]を創り上げた男 富野由悠季監督インタビュー

ガンダムとは女性のためのドラマなんです!

実は、ガンダムという作品を長く支えてくれたのは、女性のファンなんです。

27年前にシリーズ第1作の放送が開始されてから第1クールが終わる頃に、中学生だった女の子たちが、アフレコ現場に集
まってくれたものです。キャラクターやドラマ性を気に入ってもらえたんですね。男のファンが騒ぎ出したのは、それか
らずっと後で、商業的理由から放送の打ち切りが決まった頃です。“遅いよ!”という心境でした。

それまでのロボットアニメと違って、ガンダムは複雑なドラマ性が指摘されますが、それは僕が女性ファンの目を意識す
るようになったからです。応援してくれる底辺に女の子がいるという思いが出てくれば、単なるメカ好きのための作品に
するわけにはいかないじゃないですか。結局、人間関係はリアルに作るしかない。男は「カッコよければいい!」って言
う人が多いでしょ?

内向的な人物であるカミーユも、どこか女性の生理が押してくれた部分があります。シャアでもアムロでもない、こんな
男がいるんだぞ、っていう気持ちで造型したキャラです。

――あれから20年以上経って、映画版「Ζ」では、彼女たちも子連れで映画館に来てくれています。だから、子どもに安
心して見せられるものに仕上がったのは、作り手として本当に良かったと思う。今回「Ζガンダム」のラストシーンは一
新しますが、苦しい時を支えてくれた彼女たちへのお礼という意味もこめられているのです。

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06/01/31-23:40

月刊SkyPerfecTV! 2006年2月号「監督、富野由悠季“Ζ”を語る」:シャア専用ブログ

「新訳Ζ」はファンへのお礼です

もし、TVそのままのまとめ方だったら、かつてのファンには、自分の中高生時代の気分をのぞくだけになって好きになれ
なかったでしょうね。カミーユのあの鬱屈する、ビビッドな少年の「気持ちはわかるよね」では、20年という時間とキャ
リアを経たファンには気持ちがいいとは思えません。だから、そんな人が自分の子供に見せてもいいようなものを作って
みせようと思ったんです。

大人になったときに何を解放させるか、何を宝にするか。「自分が覚えているあの作品の匂いはあるけれども、こうやれ
ば気持ち良くなるか」「あの辛かったものもこうできるんじゃないか」というメッセージを込めました。これは、ファン
に対するこちらからのお礼でもあるのです。単にコマーシャルベースに乗ったところでのまとめではなく、プロとしてメ
ッセージを新訳には込めたつもりです。

今回は、ストーリー権まで自分でコントロールしましたので、自分の思い込みを捨ててこの事件の様を、全部……映画と
いう劇に、つまり、劇の組み方でもっとエンターテインメントにして見せるぞと考えました。それはすごい作業量で、新
作の絵コンテを切ってるほうがよほど楽でした。ですが、やってみて下手な新作よりよっぽど気持ちがいい。迂闊に自分
が思い込んで新作をやるよりよほど面白い作り方になったんじゃないのかなと思っています。つまり、劇をまとめるとい
う芸に関して、かなりいろんな実験も勉強もさせてもらったので、僕にとってはえらく得した仕事になっています。

誰も知らないラストシーンとは?

まだちゃんと動いてない段階ですが、第3部を見た30代前半の女性スタッフが「あのラストシーンだけは、なんとしてでも
みんなに見せたい」と言ってくれました。そういう絵がラスト2カット前かな……にあるんです。男は誰も、作画をやって
るアニメーターでさえも気がつかないディティールなんですけどね。男性にお願いしたいのは、そのキモを見抜いて欲し
い、ということですね。

「Ζ」を知らない方には、なぜロボットものの「ガンダム」というタイトルが、こんなに街中にちらちら見えてるんだろ
うかと、気にしていただけたらありがたいですね。「ファーストガンダム」から25年を越えるメッセージ性という部分を、
見返していただけたらありがたい。僕にはそれしか言えません。

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06/01/31-23:45

日経流通新聞 2006年1月23日号「トップの戦略 バンダイナムコHD社長 高須武男さん」:シャア専用ブログ

遊びの会社で最強へ

持ち株会社 「次」も想定

―――経営統合後の感触は。

高須 一番うれしいのは現場では次に何をするかという話を進めていることです。バンダイのカードゲーム担当がナムコ
   に「何か素材ない?」と聞きにいくようなことが各所であります。人材交流で拍車をかけようと募集したら、46人
   が応募してくれました。

―――どう相乗効果を出していきますか。

高須 救済型でもなければ、社員を何百人減らそうという経営統合でもないので、リストラ効果は期待しないで下さいと
   説明しています。ただゲームソフトは唯一、重複している部分のため、3月にバンダイナムコゲームスという会社を
   作り、事業を集約します。ここは効率化が期待できます。

   バンダイはこれまで子会社のバンプレストで細々とアミューズメント施設を運営してきましたが、セガやナムコの
   ようにダイナミックにやりたかった。一方でナムコはおもちゃがやりたくてしょうがなかった。経営統合で両者の
   願いがかない、互いの資産をどんどん展開できます。

―――今後の目標は。

高須 売上高は今期で4700億円ぐらいですが、早く1兆円のエンターテインメント企業を目指したい。5000億円なんて一里
   塚に過ぎない。ディズニーは遊園地や映像や音楽を合わせると1兆円になりますね。我々が目指すのはディズニーグ
   ループかもしれません。1兆円達成の時期はこれからの議論ですが、私は10年以内に実現したい。

―――M&Aも進めるのですか。

高須 持ち株会社にしたのは次のM&Aを想定してのことです。第三者がバンダイナムコホールディングスに入りたければ、
   ブランドを残してビジネスできる。合併ではブランドがなくなってしまいます。非常にオープンです。我々はいろ
   んなところから飛行機がきて、ハブ空港を拠点に次のところへ飛んでいく「エンターテインメント・ハブ構想」を
   掲げています。外の技術や人材をバンダイナムコが活用させてもらい、それが次のM&Aにつながるかもしれない。外
   のパートナーと強い格好で組むことで、最強のエンターテインメントグループになりたい。

―――映像や音楽を強化しようという考えは。

高須 したいですね。これからの時代はコンテンツの出口が増えると思います。携帯電話や携帯情報端末(PDA)がそうで
   す。機器の垣根がなくなり、携帯電話で見るTVも出るし、冷蔵庫もTVになるかもしれない。そんな時代に生き残れ
   るのはコンテンツを持っている会社でしょう。

   映像制作はグループのバンダイビジュアルとサンライズが頑張っています。映像コンテンツは新しい会社を買った
   らいいという問題ではない。量より質です。日本のアニメは氾濫しています。年間30本作るのなら、より内容が濃
   い30本を作るべき。いい作品ならおもちゃやゲームにも活用できます。

―――メディアとの関係をどうみていますか。

高須 メディアとはすべて等距離にいきたい。どこかの出版社を買ったり、TV局に出資したりはしない。バンダイチャン
   ネルもいろんなサイトで見られるよう、あらゆるところと業務提携しています。メディアは我々にとっては小売店
   のような存在で、1社に肩入れすることはありません。

中国ビジネス 模倣品が問題

―――米国や中国などの海外戦略は。

高須 米国はバンダイもナムコも今は厳しい。地域持ち株会社を作り、日本と同じ体制にしました。バンダイはキャラク
   ターを増やしすぎたので、絞り込んでもう一度「パワーレンジャー」で巻き返します。ナムコは施設運営で効率の
   悪いところを手放し、効率のいいところに資金を集中します。

   アジアは好調ですが、問題は中国。ウルトラマンがTV放送されて日本流のキャラクターマーチャンダイジングがで
   きそうな印象もありますが、まだ模倣品が多い。(軌道に乗るのに)2、3年はかかるかもしれません。北京五輪や
   上海万博が改善のきっかけになるとの期待はあります。

―――3月にはタカラとトミーが合併します。コンテンツを生かすという姿勢は同じですね。

高須 タカラトミーさんはおもちゃが主力。バンダイはすでに玩具菓子やゲームソフトなどの分野へ事業展開してアミュ
   ーズメントが加わる。先を行っているという自負はあります。ただ彼らには失敗してほしくない。競争がなくなる
   といいものが出なくなります。タカラトミーに負けたくない、という気持ちがモチベーションになります。   
 
業績データから

経営統合後、初の通期決算となる2006年3月期は売上高が4700億円になる見通し。このうちバンダイが2900億円、ナムコが
1800億円を占める。ゲームや玩具を中心とするエンターテインメント企業ではセガサミーホールディングス(2006年3月期
の見通しは5700億円)に次ぐ規模だ。営業利益は442億円、経常利益は441億円を見込む。

2008年3月期には売上高で5500億円、売上高営業利益率で10%を目指す。当面の課題は2006年3月期の営業利益が47億円と2
年前に比べ約3割落ち込むアミューズメント施設事業の改善。新型業務用機器「機動戦士ガンダム 戦場の絆」などに期待
が膨らむ。地域別では米国地域でバンダイが営業赤字を出しており、ナムコも低迷している。

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