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05/07/10-23:27

ΖヒストリカVol.2 富野インタビュー:シャア専用ブログ

■機動戦士Ζガンダムヒストリカ Vol.01、02
 機動戦士Ζガンダムヒストリカ Vol.01
 富野由悠季総監督に訊く第2部の見どころ 要約版
 
 多彩な男女が織りなす、めくるめくラブストーリー群像
 
 ―――第2部は「恋人たち」ということで、カミーユとフォウ、およびアムロとベルトーチカという、ラブストーリーが
    クローズアップされていくわけですね。

 富野 当然そうなりますが、それだけではないんです。TV版「Ζ」を知っていればわかるけど、あれはフォウとベルト
    ーチカだけの話ではないでしょう。そこでTV版以上にサラがより明確に画面上を占めてきます。レコアも具体的
    に動いてくるわけで、恋人たちはフォウとベルトーチカだけじゃないんです。

 ―――ということは必然的にシャアも焦点に入ってくるわけですね。

 富野 その部分では、また芝居的にいうと面白いシーンがあります。ギャグシーンじゃないから、そこまで気がつくか
    どうか。それこそロボットものを観るあなたたちの気持ちがどれほど大人になっているか、なっていないかが試
    されるような、恐ろしい芝居があるんですよ、それに気がついたらたいしたもんです。

 ―――第1部では、まだカミーユが傍観者という感じですけど、もっと主人公として全面に出てくる感じですか?

 富野 いや、出てきません。今言ったような人たちがバーッと出てくるわけだから、カミーユはますます傍観者になり
    ます。でも、傍観者なんだけど、TV版とはだいぶ違った印象になると思います。

    というのは、周りの人を描いていくときにカミーユをどうしましたかという話で、人間関係のディティールをち
    ょっとだけ付け加えてみたら、それが厚くなったのです。そういう人間関係の中にいるカミーユというのが見え
    てくるわけだから、ますますカミーユが人々の体温を感じてゆく少年として見えてくるので、積極的には関与し
    てないくせに、その人間関係の中にいるカミーユが痩せ細ってみえるとか、内向していくような少年には見えな
    いんです。

    だからカミーユの描写はそんなに多くないんですが、知ってる話のくせに「え〜っ、面白い!」となるような終
    わり方をします。

 ―――そうですか。展開的には、TV版で人気を博したカミーユとフォウとの恋が全面的にクローズアップされるかと思
    いきや……。

 富野 ものすごく冷酷な言い方をすれば、所詮カミーユとフォウのことなんてちょっとした脇道でしかないということ
    がよくわかります。TV版のフォウの印象というのが、何だったんだろうと思うくらいに、他の人が描かれてきち
    ゃったんで、ワンエピソードにしかなっていないんです。だからといってカミーユとフォウのことがおろそかに
    なったわけじゃありません。まぁ、かなりすごくなっています。

 ―――ではカップルで観に行くのにも向いてる感じですか!?

 富野 ええ。ようやく映画になってきたなという部分があります。アフレコを済ませたからわかるんですが、もっと通
    俗的な、娯楽としての映画らしい華やかなものを持っているのが第2部です。「恋人たち」というクレジットタイ
    トルに対応するように、言ってしまえば生っぽい部分を入れてまして、観ると切ないという感覚さえあります。
    サラあたりはかなりいい動きをしています。

    そういうことでいうと、群像物語として、ファーストガンダム以上にうまく組めたかもしれません。

 ―――「ファースト越え」、言質取らせて頂きました(笑)。秋の公開を楽しみにしています!
 
 機動戦士Ζガンダムヒストリカ Vol.02
 「新訳」への架け橋――富野由悠季主題随想 第1回 カミーユ・ビダンという若者像 要約版
 
 ―――劇場版の制作にあたって、まずはTV版の「Ζ」を20ぶりに見返されたということでしたが、カミーユという少年
    に改めてどういう印象を持たれたのでしょうか?

 富野 今でこそ、受けとめ方や感受性をちょっと変えれば、カミーユという主人公が見えてくるだろうと言えるが、第5
    話までのレベルでは、これだけダメージを受けた子供がハッピーエンドに向かえるわけがないとしか想像できず、
    どう突破していけばいいのかと深刻さしかなかったです。

    カミーユについて説明すれば、自分の感覚に合わないものに対してすぐカッとしてしまうのは、自分の理想とし
    ている道徳律や倫理観があるからなんです。ワンカットしか説明してないが、カミーユはジュニアMSのコンテス
    トで優勝していて、両親がかなり高水準の教育を受けている技術者であるということ。この2つを考えただけでも
    わかるはずで、ただ反発しているような子でもなければ、「キレる」なんていう簡単な言葉で説明できる子じゃ
    ないんです。

    カミーユは、センシティブでいて、なおかつ現実に対抗しようと思っているために技術系のこともやれば、自分
    の体も動かすこともやり、きちんと大人になっていくという努力をしている子なのです。

 ―――ただ、ジェリドに殴りかかったのは、突然キレたわけではなく、ティターンズのようなあまり褒められない仕事
    に没頭して家庭蔑ろにする両親への日頃の憤りがあったため、その両親がつけた嫌いな名前を同じ軍属に馬鹿に
    されたという背景は、普通に読み取れるのではないかと思います。
 
 富野 センシティブで感受性の強い子だから、とんでもない事件に巻き込まれるポジションにいたことについて、もの
    すごく考えしまったんだろうと決めました。つまり、迂闊にMSに乗り込んだことも、実は座った瞬間に「しまっ
    た」と思っているのでしょう。無能な者なら死ぬわけですが、突破できたのは、実は目の前にいる軍属を敵対視
    する感情があったからなんですよね。激発する感情があったからこそ、MSを操縦してみせるところまでいってる
    わけだし、もっと重要なのはクワトロという守護者になるかもしれない人がそばにいたことで、カミーユは「こ
    のまま自分は孤立していてはダメだ」と気付けたわけです。

    その点、この劇にはかなり巧妙な仕掛けがあって、主人公だけを格好良く戦わせて脱出するという選択肢だって
    あったかもしれないけど、結局、人との出会いをグランドホテル形式できちっと踏襲する構造になっている見事
    さはあったんです。それを普通の少年の行動として説得力ある形に落とし込んでいく障害があまりにも大きかっ
    たのが「Ζ」という仕事なんです。

 ※前半部分のみ。

■HGUC ヘイズル改 9月下旬発売
 Side-B Vol.1より。
  「ホビーの蔵」かな。
  826さん、ありがとうございます。

■GUNDAM SEED DESTINY WEB更新
 http://www.gundam-seed-d.net/
  STORY、CHARACTER、MECHANICSのページを更新。
  ミネルバ新オペレーターとか。
  キサカは調査の為連合に潜入。

  がんどめさん、ありがとうございます。

■MS IGLOO Web更新
 http://www.msigloo.net/
  Libraryキャラクターに、エーリッヒ・クリューガー副長【QTVR】を追加。

■AC「機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.」ロケテスト名目での先行稼働中
 http://s03.2log.net/bbs/char/tarekomi.html#839
  吉祥寺で稼働確認。
  昨日の記事に少々情報追加。

■So-net blog:ときた洸一のムダ話blog:トリプルドムトルーパー
 http://blog.so-net.ne.jp/tokita/2005-07-10-1
  現時点でドムのダムA版ASTRAY登場予定無し。

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